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防滑適正推進協会にご相談ください。
ご挨拶
防滑(ぼうかつ)という言葉をご存知でしょうか?簡単に言えば、滑りを防ぐという意味ですが、厚生労働省大臣官房統計情報部の平成27年人口動態統計によると転倒・転落による死亡者数は7,992名に上り、交通事故死者数をここ数年連続上回っているという驚きの数値が報告されています。
我が国ではまだ多くの場所で「床」に対する防滑意識が低く、数多くの転倒事故を招いているのが現状です。「表面は粗面とし、または滑りにくい材料で仕上げること」が施工者が床のタイルを選定する場合の原則ですが、景観や美観を重視したタイルを使用することが多く、転倒のことは二の次となっています。
近年、管理者責任が問われています。ビル、商業施設で転倒事故が発生した場合、その床材を使用した管理者が悪いとされます。滑り・転倒事故では、数多くの訴訟が起きています。
当協会は「転倒事故防止」は重要であるとの認識のもと、この業務を通して社会貢献をしていきたいと思っています。今後、高齢化がより進み、そして障がい者の自立支援等により高齢者・障がい者が外出する機会が増えていきます。障がい者が安心して通行できるということは、同伴者の負担軽減にもつながります。
来る2020年には東京オリンピック・パラリンピックが開催されます。弊協会ではその開催に向けて、都民には勿論東京を訪れる日本人や外国人、健常者、障がい者、老若男女の区別なく「滑り防止」の観点から「安心安全の東京」に貢献したいと考えています。
この協会が少しでもお役に立てればと一同強い決意で臨んでおります。
多くの方々のご理解とご支援をお願い申し上げます。