防滑施工FAQ

Q効果は3~5年ということですが、効果が落ちた場合に再施工は可能ですか?
Aはい、可能です。どのような滑り止め加工をしても、床材の摩耗や風化によって防滑効果は徐々に失われていきます。(通常、滑り止め仕様タイルの防滑耐用年数は1~2年といわれています。)防滑剤は床材そのものの寿命まで繰り返し何度でも施工できますので、防滑性能が落ちるたびに床材を張り替えるのに比べて、コストを大幅に節約できます。(張り替えコストの1/4~1/5程度で施工可能です。)
Q穴をあけて滑りを止めるということですが、その穴にホコリやゴミが詰まらないのですか?
A防滑による穴は約7~10マイクロメートル程度で、赤血球と同じぐらいの大きさです。
それに比べ、かなり大きいホコリ、ゴミ、砂が入りこんで穴を防ぐことはありません。
Q大掛かりな工事になりますか?
A特に大きな機材をつかうことはなく、床を丁寧に清掃している感じです。施工時間は現場の状況により異なりますが、100㎡で約1日程度です。
Q塗っている薬が剥げて、すぐ効果がなくなることはないですか?
A防滑改修とは、床に塗った薬(溶剤)で滑りを止めるものではなく、溶剤の作用によって床材に微細な穴をあけ、その穴に入り込む水の表面張力によって滑りを止めています。使用した溶剤は、施工後全て水で洗い流すので一切床材表面には残りません。したがって、薬(溶剤)が剥げて効果がなくなるというようなことはありません。
Q施工後どれぐらいで使用できますか?
Aすぐに使用できます。場合によっては、施工中に立ち入る事も可能です。
Q試験施工って何?
Aお客様の現場をお借りして、実際に1m2程度施工をすることです。施工溶剤は数種類あり、効果の強弱をつけることができます。現場に合った溶剤を選定するためや、実際に効果、施工方法など納得していただく目的で行います。
Q施工後、素足で床を歩いても問題はないのでしょうか?
A使用する洗剤・溶剤は全て水溶性で、施工後は完全に水で洗い流しますので、一切その成分は残りません。また、全ての洗剤・溶剤は、人体、環境に影響を与えることはありません
Qワックスをかけてある床に施工はできますか?また、施工後ワックスをかけても良いですか?
Aワックスがかかったままでの施工は不可能ですが、ワックスを剥離すれば施工は可能です。 他に汚れ防止などのコーティングをしてある場合も同様です。また、施工後ワックスや他のコーティングなどで床表面を覆ってしまうと効果はなくなります。
Q床面が凍結したときや雪が積もったときも効果はありますか?
A凍結や雪により床面が完全に覆われているときは効果はありませんが、融けかけている状態だと効果はあります。つまり、床と靴の間に水が介在していれば、効果を発揮します。
Q効果はどれくらい持続しますか?
A床材の種類、現場の環境(歩行頻度、外部か内部か等)、メンテナンス状況によって異なりますが、おおよそ3年から5年と考えています。
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